Kosuke Ikeuchi Glass Exhibition 「Recent Works」のこと
こんばんはー暑かったり冷えたり不安定な今日この頃。いかがお過ごしですか
大阪天満宮参道のサロンモザイクでただ今開催中なのは、長野県安曇野にてガラスを素材に制作をしている池内康祐さんの関西初個展です。
前も書いたけど、大芸ガラスからの多摩美の院、そのあと安曇野に移り工房勤務、今は安曇野に腰を据えつつ独立し、作家活動を昨年からスタートさせたとのことです。
池内さんは昔、松本クラフトフェアで拝見したときに惚れた作家さんです。長野まで行って後輩かよ、と思いましたが。
時が経ち、モザイクで展示をして頂けるなんて…嬉しいなあ!みんなに見てほしいよ!
今回は吹きガラスのあまたのボトルをメインに、オブジェ、器類をご覧頂けるクラフトの展覧会になってます。
だいたいのクラフトの展覧会でいつも思うのは「やっすいな!」
設備費、材料費という省くことのできない大きな経費があり、かたちになるに至るまでの時間を考えると…えー、このプライスでいかれへんやろって思うんですが、雑器やアクセサリーには相場がふんわりと存在し、各作家さん達は手間と技術とアイデアで乗り切っているんだと思われます。(使うものなら制約がむちゃくちゃあるしなあ)
でも、それ
安くないんだよー。わかって欲しいな
何が言いたいかというと、すごくお買い得だし、豊かだということです
また、オブジェは(今回は実用性低めのボトルも)
「何に使うの?」
って聞かれることがあります
絵や彫刻だったらこんなこと聞かれねーのになーと思いながらにっこり笑って答えます
「愛でて、心の滋養になります」
美しきもの
汝の名はクラフト也
というわけで、わたくしはクラフトの肩を持ちたい。
池内さんのガラスの塊などは特に、用途は無いけど神秘をかたちにしたらこんなかなーっていう美しさと気高さがあります
表現と実用、形而上と形而下の広い範囲で往き来する、絶妙な場所にあるクラフトはまだまだ開拓の余地あり(作用って言葉もありますし)
10/14日までの開催です!是非来て下さい
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