2017-07-07

原康浩 abstract magazineのこと

こんにちわ〜皆様いかがお過ごしですか
蝉が鳴き始めた7月前半、南森町サロンモザイクでの展示のご案内です
原康浩「abstract magazine 」
中崎町のアートスペース、アトリエ三月の主宰であり、美術作家の原康浩さんが日夜取り組む最新作を展覧しております

古い洋雑誌を支持体に、溶剤で印刷を消し込みアンフォルメルな平面作品へ昇華させた「アブストラクトマガジン」
印刷されたインクが散り散りばらばら。切り抜かれあちこちにボイド。本来伝えるべき情報を一切放棄させられた量産品は、皮膚を剥がされたカラダというか…無秩序な色彩溢るる意味を持たない、「何も描かれていない」世界で一枚の絵になってしまった。

エディトリアルデザイナーの意図や意味を消されのっぺらぼうのはずだけど、無作為の作為的、原氏の持つリズムとポエジーが美しいのだとわたくしは思う

今回は事情により事前のご案内がまったくできず、わたくしは苦々しておりましたが棚からぼたもち的に素晴らしい展覧会なのに加え、自前のスペース以外でのおよそ6年ぶりという原氏の個展でございます。
絶対来てください。
冷たいコーヒーやビールをご用意してお待ちしております
水曜やすみ、7/19まで!

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です